どうも、こんにちわ!
中小企業診断士が解説する経営攻略メディア『ROWBELLE DESK』です。
〈この記事でわかること〉
マネーフォワードクラウド会計の
・仕訳登録方法
・自動仕訳ルール設定
・仕訳辞書の活用方法
・手動での入力方法
前回、アカウントの登録から口座連携を設定を行ったので
今回は実際に仕訳の登録をしてみましょう!
前回記事をご覧になりたい方はこちらからどうぞ!
仕訳登録をしていく上で、
初期設定は非常に大切です☝️
『正しく設定をすること』と
『自動仕訳ルール』を意識することで、
効率よく、正しい仕訳を登録することができます。
逆に、この二つが理解できていないと
会計作業自体が面倒になってしまったり、
帳簿もぐちゃぐちゃになってしまい、
正しい数字が把握できなくなったりしてしまいます。
「はじめが肝心」なので、
何度も動画やこの解説ページを確認して
登録・設定に慣れていってくださいね!
これからソフトを使い始める方も、
既にソフトを使っている方も是非一度ご確認ください!
仕訳登録方法
まず、基本の仕訳登録の方法ですが
ホーム画面の連携している
口座・クレジットカードの『未仕訳』と
赤く表示されているところから登録をします。
『未仕訳』をクリックすると
登録画面が開きます。
ここでのポイントは、
過去の取引や適用の文言を見て
AIが仕訳の登録内容を提案してくれているということです☝️
このような感じです👇
マイナス「ー」表示は支出、
マイナス表示なし(プラス)は入金という伝票です。
この伝票は、適用のホウムショウからAIが判断し、「租税公課」=税金ではないですか?
と提案してくれています。
特に問題なければそのまま登録をします。
雲マーク青→『AIが提案した科目』
マークなし白→『過去の仕訳に基づいた科目』なので、マネーフォワード(以降MF)が
一度覚えると、
その後は白マークになり、新しい仕訳や勘定科目が考えられるよ!
とAIが判断すると雲マークが
出てくるという仕組みになります。
どんどんAIが仕訳の傾向を覚えて、
未仕訳を開いた際に
マークなし白い伝票ばかりが並んでる場合
(そのまま登録できる内容になっている場合)は
左端のチェックボックスにチェックを入れて一括登録ボタンを押すと
そのまま一気に登録ができて、
作業効率アップできますので、
ぜひ覚えてくださいね!
自動仕訳のルール設定
さて、基本の仕訳登録について
AIに仕分けを覚えさせたのはいいが間違っている!
場合によっては違う場合がある!
ということもありますので、
ここでは『自動仕訳』について
理解していきましょう♪
仕訳登録画面の右上
「自動仕訳ルール」を押すと、
これまで覚えた仕訳ルールが表示されます。
間違ったルールを覚えたままにしていると、
その後ずっと間違えて
登録することにつながるので
しっかり見直しをすることも重要です。
よくあるケースとして、
同じ摘要で同じA社だが内容が
『外注』の場合もあれば『消耗品』の場合もある時などは、
うっかりしているとAIが「A社は外注費だ!」と判断して
ずっと外注費として登録していってしまうので、
その都度内容をしっかり確認した上での
登録が必要になってきます。
また、よくあるのが
「融資の返済」で元金は毎月決まっていて、
引落額との差額を支払利息にするという
支払いについても、
固定の元金を登録しておいて
差額を支払利息の科目にするという
ルールを覚えさせて登録することができます。
毎月や頻繁にある入出金は意識して
登録してみるようにしましょう♪
仕訳辞書の活用方法
次に、連携しているものではなく
紙などの現金支払領収書や
請求書の内容を手動で
効率的に入力する方法を
確認していきましょう!
基本的には振替伝票で、
借方・貸方、科目、取引先、金額等を
一つ一つ入力していくのですが、
毎回一から入力すると
時間がかかってしまうので
『仕訳辞書』という
機能を使うと効率的で便利です☝️
「手動で仕訳」→「振替伝票入力」から伝票登録画面を開き、
よくある取引内容を入力してから
貸方下方の『仕訳辞書として保存』に
チェックを入れて、
名前をつけて登録します。
登録後は上部、日付の隣の「仕訳辞書」で選択ができるようになり、
入力された状態で出てくるので、
金額と日付だけ打ち換えれば
すぐ登録することができます!
手動での入力方法
最後に、現金の領収書を
ひたすら入力する場合など
「勘定科目を固定」して入力したい場合の
効率的な入力の方法を
理解していきましょう☝️
画面左端「会計帳簿」→「総勘定元帳」→「現金」
(その他の科目を固定したい場合はその科目)
で登録画面に入ると
「仕訳登録」と青いラインの場所を押すと伝票が開きます👇
そこで一度入力して登録を押すと、
入力した伝票は
下部に薄い黄色で表示されて
次の伝票を入力する際も同じ勘定科目が表示されるので、
立て続けで同様の仕訳を入力したい時には
一番早い入力の仕方です♪
と、ソフトの入力方について解説してきましたが、、、、
「ソフト上で入力するのが慣れない!」
「エクセルが得意だ!」という方は
『インポート』するという入力方法もあります。
「会計帳簿」→「仕訳帳」→「インポート」で現金出納帳を押すと、
規定のエクセルのテンプレートが
表示されるので
ダウンロードして入力→インポートすることも可能です。
ソフト上で入力する、
エクセルで入力してインポートする方法は
各個人の好みもあるので
ご自身が使いやすい方を判断して利用してみてくださいね♪
まとめ
今回は基本の仕訳登録、自動仕訳ルール・仕訳辞書の設定から効率的な入力方法についてご紹介しました!
慣れるまでは大変だとは思いますが、
自分に合った効率的な入力方法を判断して
日々の会計作業がスムーズにこなせるよう、ぜひ取り組んでみましょう!
監修:池田 義(中小企業診断士)
学卒後、地方の信用金庫に就職。その後、中小企業診断士を取得し、税理士事務所の取締役に就任。税務、起業支援、IT化等に尽力したのち、自身のコンサルティング会社を起業。
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