どうも、こんにちわ!
中小企業診断士が解説する経営攻略メディア『ROWBELLE DESK』です。
〈この記事でわかること〉
マネーフォワードクラウド会計のクラウド給与
・基本設定
・給与計算
・会計連動
・帳票の出力
クラウド請求書と同様、
給与情報をクラウドでの作成・管理に切り替える事で
作業効率のUPが期待されます!
またマネーフォワード会計の有料プランを利用されている方は
5名まで なら給与ソフトを無料で利用することができます!☝️
これからソフトを使い始める方も、
既にソフトを使っている方も、
是非一度ご確認ください!
クラウド給与の初期設定
まず、クラウド給与の初期設定方法ですが、
MFホーム画面の左端メニューの
『他サービス』→『クラウド給与』
を押すと、
クラウド給与ソフトが立ち上がります!
立ち上がったら、
「基本設定」→右端「編集」の✏︎マークを押し
各設定を行なっていきます。
*締日グループ設定については、
部署等が複数あって別々で管理したい場合は
追加で設定をし、
特に必要なければ
そのまま締日、支給日を設定します☝️
*明細の表示設定について
給与明細に載せたい情報の設定箇所なので、
特に表示月については
締日の属する月なのか、
支給日の属する月なのかを確認して設定しましょう😄
*事業所設定について
右端「詳細設定」→「編集」
から入力していきましょう!
*支給項目について
ここからの支給・控除・控除項目は
給与計算での計算根拠になる部分の設定です☝️
支給項目に関しては役員給与や
時給計算、残業手当等の計算方法を
自社に即した内容で設定していきましょう♪
*控除項目について
基本的な社会保険のみしかない場合は
初期設定のままで大丈夫です😄
確定拠出年金や厚生年金基金掛金等
自社独自のものがある場合は設定しておきましょう☝️
*勤怠項目について
基本的には初期設定のままで大丈夫ですが、
記載する必要のないものは非表示にしておきましょう!
*社会保険について
社会保険の料率の設定は
ご自身が所属している都道府県を確認し、
設定しておきましょう!
*労働保険について
基本的に初期設定のままで大丈夫ですが、
業種によっては雇用保険の料率が変わってくるので
建設業の方などは変更して設定しておきましょう☝️
✳︎年度(休日等)について
✏️編集マークから、自社の休日や労働時間を
設定しておきます🖥
独自の休日等がある場合も同様に
下記の欄で設定しておきましょう!👇
従業員情報の登録
次に、従業員情報の登録をしていきましょう😄
メニュー左端の従業員情報を開き、
「従業員追加/更新」を選択して「1名追加」を押します🖥
従業員情報は給与計算や税金に
関わってくるため、漏れなく入力するようにしましょう☝️
*住民税については毎年5月頃に、市区町村から
特別徴収決定通知書が送付されてくるので
市町村、宛名番号、受給者番号を確認しながら入力します🖥
毎月の金額については
給与情報の欄で各月を入力する欄があり、
下記のように「以降の欄に金額をコピー」を押すと、
毎月同額の金額が自動で反映されます😋
*所得税・扶養情報については
天引きされる所得税にも影響してくるため、
本業以外の仕事や家族状況など、よく確認しましょう!
*給与情報については
基本給・手当・社会保険・雇用保険・住民税等
を入力していきます☝️
標準報酬月額は年金事務所からの書類を確認し、
料額表を見ながら設定しましょう♪
*支払情報について
従業員の給与口座の情報を入力し、
設定していきます☝️
給与計算
左端のメニュー「給与計算」を選択し、
各従業員の給与計算をしていきましょう🖥
役員報酬や社会保険、税金などは
前述で設定してあるところから自動的に反映されています☝️
各月の給与計算を確定させると
・会計ソフトへの仕訳の連動
・翌月の給与計算の入力
ができるようになります😄
会計連動と設定
給与の確定処理を完了し、会計ソフトの
「自動で仕訳」→「給与から入力」を選択して
給与情報が自動反映されているのを確認します☝️
仕訳として起こされた給与の内容(勘定科目)を
正しく設定していくために右端の
「自動仕訳ルール」を設定します🖥
給与情報で入れた内容がどの科目になるか
例えば役員報酬の科目は「役員報酬」
給与であれば「給与賃金」
控除項目の所得税や住民税は「預り金」など
自社のやり方や使っている科目を確認しながら設定しましょう♪
科目の登録をし、正しい仕訳になっていることを
確認したら「登録」ボタンを押して完了です!😄
帳票出力について
給与に関する帳票を出力するには、
左端のメニュー「帳票出力」を選択すると
各帳票類が表示されますので、ぜひ利用しましょう😃
*給与振込一覧表
従業員毎の口座情報が出力されるので
給与の振込の際に便利です♪
*所得税徴収高計算書
毎月納付と半年毎納付(納特)それぞれあるので
自社の納付方法を確認して利用しましょう!
*賃金台帳もよく利用するので
確認しておきましょう☝️
初期設定のまま印刷してしまうと、
表示項目が多くなり2枚に渡ってしまうため、
印刷前に「表示項目設定」をしておきます🖥
「合計が0の項目を表示する」の✅を外して保存・設定
しておくと、余分な項目が非表示になり1枚に収まりやすくなります☝️
まとめ
今回は給与の設定・会計ソフトへの連動、帳票の出力の方法
についてご紹介しました!
従業員の給与にも関わってくる部分なので
一つ一つ丁寧にしっかり確認しながら設定しておくようにしましょう✊
監修:池田 義(中小企業診断士)
学卒後、地方の信用金庫に就職。その後、中小企業診断士を取得し、税理士事務所の取締役に就任。税務、起業支援、IT化等に尽力したのち、自身のコンサルティング会社を起業。
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